治療だけに頼ろうとする方がおられますが、これではいけません。
健康を維持していくには、まず日頃の養生を主体としてください。
治療は補いです。しっかりした養生があってこそ、治療が意味をなします。
元々当院は多少の不摂生があっても、治療でなんとかしようといううぬぼれがありました。
しかし養生が中途半端であれば、治療の刺激量はどんどん強くなる一方であり、最終的には限界がきて、健康を損ないます。
これでは意味がありません。
当院では急いで症状をとろうという治療はいたしません。
皆様が主体的に養生を行うことにより、徐々に健康を回復し、維持できることを大切にしています。
治療もすぐに症状を取ることよりも、体全体を考えて、時間をかけて持ち上げていく治療が大切です。
それでも治療は補いです。主体性は皆様の養生にあります。