りょうてん公式ブログ

東洋医学、鍼灸に基づいた健康維持について書きます

2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

現代医学からみた食事療法

『食事療法ハンドブック 』第1版 第2刷 中間法人日本臨床内科医会 学術部編より抜粋しました。 食事療法を始める前のチェックリスト ■欠食が多い…1日2食だと食べすぎや間食を招く。1日の合計摂取エネルギーが同じでも太りやすい。 ■満腹にならないと食べ…

幕内秀夫氏の食事療法

幕内秀夫さんはホリスティック医学を目指した「帯津三敬病院」で管理栄養士を務めていました。幕内秀夫著『粗食のすすめ』新潮文庫からの抜粋です。詳しくは本を読んでください。 食源病を防ぐ10箇条 ①ご飯はきちんと食べる ②穀類は未精製のものに ※胃腸が…

甘いもの、脂っこいものは万病のもと

東洋医学では、甘いものをとり過ぎると脾(現在の膵臓、消化器系統)を傷めると考えられています。 甘いものをとり過ぎると脾が弱り、身体の水液の流れが悪くなり、滞ります。 水液の滞ったものを痰飲といいますこの痰飲は身体の気や血のスムーズな流れを阻…

近藤正二先生著『日本の長寿村・短命村』からみた食の基本

東北大学医学部衛生学教室教授の近藤正二先生著『日本の長寿村・短命村』という本があります。 近藤先生は、日本の津々浦々、990ヶ所の長寿村と短命村を調査し、長寿と短命の原因を探りました。 その結果、長寿と短命を分ける一番の原因は、「食習慣」である…

養生の基本は食から

まずは食べすぎない、飲みすぎない。養生の基本は食からです。 食の欲望で病気になっている人の方が圧倒的に多いです。 江戸時代の貝原益軒先生は、『養生訓』で以下のように説いています。 ・食べ過ぎると脾胃を傷つけ、諸病を引き起こす。・少しの量を食す…

体(健康、養生)について

これが最もよい養生法というものはありません。 基本を知って、 自分で 取捨選択しなくてはなりません。 操体法を考案した医師の橋本敬三先生は、健康を維持するための要素を4つ挙げています。 ・食(食事)・息(呼吸)・動(動作)・想(精神) 中国伝統医…

健全なる心と体

『大学』に「徳は本なり、財は末なり」と書かれています。 お金や体さえも死んだ後、持っていけない。持っていけるのは心、御魂だけとも言われます。 何よりも心、御魂を磨くのが最も大事です。 ただ体(健康、養生)、 お金、 悩みの解決方法の基本的な知恵…