『大学』に「徳は本なり、財は末なり」と書かれています。
お金や体さえも死んだ後、持っていけない。持っていけるのは心、御魂だけとも言われます。
何よりも心、御魂を磨くのが最も大事です。
ただ体(健康、養生)、 お金、 悩みの解決方法の基本的な知恵を知っていることは、生きていく上、また心、御魂を磨く際に役立ちます。
これが最もいい方法というのはありませんが 、先哲が残してきた知恵はあるので、基本を学び、自分にあったものを選択していくと良いでしょう。
心、御魂の磨き方もこれが一番いい教えというのはありません。
・宗教
・哲学
・心理学
などから自分にあったものを取捨選択しましょう。
大事なのは 普段から心を磨こうという態度です。
ただ心というのは繊細なものでなかなか自分の思うままにならないというところがあります。
頭で考える よりも、「健全なる肉体に健全なる精神が宿る」というように 体を調整することによって、精神を調整するほうがやりやすいです。
体の調子が良いと、心の状態も良くなります。
逆もしかりです。
精神から肉体、肉体から精神の両方のアプローチが必要です。
宗教というのは、真なる意味での宗教心を持つということです。
宗教団体に入ればよいということではありません。
宗教団体は様々な欲望が絡み合っているので気をつけたほうがいいです。
心の糧となる書を読んだり、瞑想したり、自然と親しむのも心を磨くためのアプローチです。